中学受験小説
子どもの中学受験の際に読んだ小説を紹介します。
◆「金の角を持つ子供たち」 藤岡洋子 著
小6になったときに、サッカーをやめて受験に取り組む小学生の受験ストーリー。
うちの息子も小学校時代にサッカーをやっていて、小6に上がった時に、サッカーをやめているので、同じような境遇だなと思いながら読みました。同じサッカークラブのメンバーの中には、ほかにも受験組がいたが、5年の半ばで辞めた人、うちと同じく小6に上がった時に辞めた人、夏の合宿までサッカーを続けた人といろいろありましたが、なかなか6年生になってからの受験勉強とサッカーの両立は難しいなと感じました。
◆「翼の翼」 朝比奈あすか 著
小学校2年のときに興味本位で受けた進学塾の全国模試、それをきっかけに中学受援を目指すようになる。受験に向けて加熱する親の心情を描いた受験小説。読んでみると、我が家にも起こりえたことかもしれいなどと思いながら読みました。
中学受験はいうてもまだ子供の小学6年生が受けるということもあり、高校受験、大学受験と違って、親の存在が非常に重要だと思います。うちの中学受験のときは、塾の先生に、勉強のことは塾でやりますので、家では「勉強しなさい」とか、ガミガミいわずに子供をほめてあげてくださいみたいなことを言われていました。そうはいっても、家でだらだらしている子供をも見ていると、言わずにはいられないのが親ってものなんですが、親が子供以上に加熱してはいけないな、親のプライドで受験をしてはいけないな、というのは感じました。冷静に客観的に子供の特性、レベル、向いている学校を見極めて、それに対して受験のプランを作ってサポートしてあげるのが親としての大切な役割なのかなと思ったり。。。なかなか受験生の親も難しいものです。。。
帰国子女枠で受験を考えており、身近に帰国受験の方がおらず、ネットで検索していたら、最近こちらのサイトを見つけました。SFCにも興味があり、大変わかりやすく記事にしていただきありがとうございます。
たんたんさん、コメントありがとうございます。
帰国子女入試の情報はなかなか集めるのに苦労しますね。私の経験が少しでもお役に立てれば幸いです。