インターナショナルスクール

 私の家族では、2015年に私がタイのバンコクに赴任になったことで、家族も一緒にバンコクに住むことになりました。バンコクに赴任した当時は、長女が小2、長男が保育園の年長でした。当時バンコクでは、日本人学校の定員がいっぱいいっぱいになっており入学するためにはいろいろな制限があったので、私の子供たちはバンコクの日本人学校に入れる資格がなく、インターナショナルスクール一択でした。(職場がバンコク以外に努めている家庭は、職場の最寄りの日本人学校に入ってくださいみたいな制約で、私の職場がバンコクから80kmくらい離れたチョンブリという地域にあり、日本人学校にはいるならそちらにちかい、シラチャ地域の日本人学校に入ってください、みたいな。。)

 というわけで、インターナショナルスクールに通わせることになりました。タイのインターナショナルスクールで、欧米人が多く行っている学校と、タイ人の金持ちが多く通っている学校とかいろいろあるのですが、やはり入学時の年齢と英語力で左右されてしまいます。小学校入る前くらいの年齢なら、まったく英語が喋れなくても結構選択肢は広いですが、小2くらいになると、ある程度話せるかもしくは、そうでなければ、英語ができない人向けの特別カリキュラムがある学校になってしまいます。

 ということで、我が子たちはタイ人が多いインターナショナルスクールに行くことになり、欧米人は先生の子供が数人いて、あとはアジア系のほかの国から来ている人が多いみたいな感じの環境でした。

 二人とも初めは、英語を一から学ぶ別クラスからスタート。日本とは違いPhonixっていう「英語の綴りと発音の関係をルール化したもの」から学んでいたみたいで、めきめきと上達していき、1年半くらいたったところで通常のクラスに入れました。アメリカとかイギリスでの生活していた方と比べると、英語力は劣るかもしれませんが、それでも3年間学校で英語で授業を受けて暮らしてきたというのは、英語力の上達にかなり貢献していると思います。

 3年たって丁度長女が、インターでいうプライマリーのクラス(小学校)を卒業したタイミングで、日本に帰国することになりましたが、英国式の学校だったので、そのとき日本でいうとまだ長女は5年生でした。一方、長男は3年生。なので、長女は中学受験で帰国子女入試枠の要件には十分収まっているが、長男はぎりぎり外れている。だいたいは帰国後3年以内とか。SFCも帰国生の資格としては、①直近の3年間で通算1年6か月以上国外に滞在していた者、②直近の6年7か月の間に、通算3年以上、国外に滞在した者、というのがあるのだが、長男の時はぎりぎり足りなかった。2015年の6月27日にタイに来て、2018年の6月27日に帰国したので、1か月足りなかったのかな。このあたりは、赴任して帰国されるかたはしっかり調査したほうが良いと思います。わたしももともとは2018年の5月1日に帰任の予定でしたが、長女のプライマリースクールの卒業式が6月ということで、2か月延長してもらったのだが、3か月延長しておけば、長男も帰国子女入試が受けれたのかなと思うとちょっと調査不足だったなと反省。まあ、結果的には、一般入試で英語を含む3教科試験で通ったので良かったですが。

海外赴任中でSFCの中学受験を考えている方は、帰国子女の資格の期間をしっかり確認しておいたほうが良いです。

P.S. インターでの英語教育はかなり英語力のアップに貢献しましたが、受験のための英語としては、さらにKAの猛烈特訓が必要となりました。。。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です