バンコクのインター
我が家がバンコクで暮らしたのは2015年~2018年の間なので、参考になるかどうかは分かりませんが、当時のバンコクのインターの状況と我が家の状況を記しておきます。SFCの中学受験(長女は帰国子女入試、長男は一般入試だけど英国算の受験)に成功したのも、インターでの英語力の習得がベースにあったことが大きいのかなと思います。
バンコクへの赴任が決まったのが2014年の年末くらい、当初2015年の4月からの予定であったが、私の仕事の区切りの関係で、2015年の5月1日からの赴任となった。まずは家族帯同でいくか、単身赴任で行くかということを決めないといけない。カミさんは日本で仕事をしており、(私とは別の会社)私の赴任が決まった時に、カミさんも会社に掛け合ってバンコク赴任できないかという話をしたそうだが、そんなのは前例がないからダメだということで、NGだった。でも、子供たちも海外で暮らせるいい機会になるのでということで、カミさんのほうも再度会社と交渉した結果、バンコクでの関連会社の現地採用ならいいよということになり、会社を辞めて現地採用で働くことになった。
次は子供たちの学校探し。バンコクには日本人学校があるのだが、当時はバンコク在住日本人が多く、日本人学校もフルキャパだったこともあり、バンコク以外で勤務している家庭はその勤務先の会社のエリアの日本人学校に行ってくださいというような規則ができていた。私の会社はバンコクから80kmはなれた、チョンブリ県というところにあり、そうすると日本人学校としてはシラチャという地域の日本人学校になる。まあ、そもそも日本人学校に行く気はなかったが、そういう制約もありインターナショナルスクールを探しました。
ちょうど私が赴任する1か月前の時期に、家探しと、仕事のミッションの確認等もかねて、1週間タイに事前出張した。その際に、カミさんと子供も連れて行き、目星をつけていたインターの見学と面談を実施した。当初、考えていたのは、NISTとPatanaというインター。この二つはバンコクのインターのなかでは名門校とされており、欧米系の生徒も多数通っています。ただし、その英語力について行ける実力が求められるので、面接で適性等も含めてチェックされます。日本でいう小学校以下の学年であれば、英語は初めはできなくてもすぐに追いつくから大丈夫ですよって感じであったが、長女は小学校2年だったので、ある程度できないと入学してもついていけないということで、Patanaに関しては長女は不合格であった。NISTについては、英語力は不足してるが、入ってから追いつけるでしょうということをいわれたが、空きがないということで、結局こちらもNGとなった。やはり名門インターは厳しいということで、すこしレベルを下げる必要があると認識。日本に帰国してからいろいろと調査してみた。そのうえで、私が赴任して家族が来るまでの間に下記のインターを見学してみた。
Wells
こちらは、Sukhumvit Soi51にあるインター。住んでいるアパートからもそれほど遠くなく、日本人の割合も5%くらいということで、それほど多くないのでよさそうと思って見学。建託当日に、大雨が降ってバンコク市内は水没、Wellsの学校内も停電になるというアクシデント、一応学校全体を見たが、バンコクの都心に近いということもあり、体育館はあるが校庭はないというところがマイナスポイント。
Regent’s School of Bangkok
こちらは、自宅からはちょっと北のほうに離れたところにあるインター。日本人学校に近くにあるが、家からは渋滞の程度にもよるが30分くらいかかる。生徒の多くはタイ人で、欧米人は学校の先生のご子息等少数で、日本人もそれほど多くない。ブリティッシュスクールでイギリス本校は故ダイアナ王妃の出身校とのこと。比較的こじんまりしたインターだが、広いグランドもありのびのびと学校生活をおくれそう。ということで、面接を受けることに。ただし、家族が来るのが7月末、8月半ばまでは夏休みということもあり、8月なかばに面談をすることに。これで落ちたらどうなるんだろうと思いながらも、面談を受けて晴れて、8月末からの新しいTermに間に合って入学することができた。ちなみに1年目の学費は入学金も込みでだいたい300万円(一人)、会社が7割負担してくれるのだが、それでも一人100万ちかくの負担。(商社の方たちは、全額会社負担してくれるらしい、会社によってさまざま)。
とりあえず、学校に行けることが決まってほっと一安心。
バンコクのインター探しで参考にしたサイト