留年
SFCに長女が通学してから丸3年で高等部1年生、長男が通学して丸1年ががたち中等部2年生になりましたが、SFC中等部にはいって何が驚いたかというと、いろいろなバックグラウンドを持った生徒がいるというのはそうなんだけど、まあそれは想定内。私も昔は京都の私立中高に通っていたので、京都の老舗の御曹司、生け花の家元の御曹司、医者の息子などからサラリーマンの家庭(私)までいろいろとあり、地域も大阪や奈良、滋賀県から通ってくる子たちとかいろいた。公立の小学校から、私立の中学に行ったときには、サラリーマン家庭の私からするとすごい世界があるんだなーっていうのを感じたものですが、そういった家庭環境は慶応ならもっとすごいのがあるんだろうなっていうのは、まあ想定していた。しかし、中等部に入って驚いたのはそういうことではなく、義務教育である中学校で、留年っていうのが結構あるのが驚き。通常の公立中学だとどんだけ成績悪くてもだいたい進級できると思うが(公立中学に通ったことがないから想像ではあるが)、慶応では、各学年、数名の留年者がいるようです。進級できなくて辞める人とか、海外の学校に行ってしまう人とかもいるが、留年してもう一度同じ学年をやる人もいる。せっかく慶応中等部まではいれたのに、そこから外部に転校とかもったいないなと思うけど、そういう人が少なからずいることは驚きであった。
2018年からは、横浜初等部の内部生がSFCに入るようになったのだが、受験を経てきた中等部生と、初等部からの内部生ではやはり、平均的にいうと学力の差がある場合があることは否めない。(初等部から上がってきた子でもすごくできる子もいる。)また、もちろん、SFC中等部の教育は単なる暗記とかではなく、与えられたテーマに対して自分もしくはグループで考えて、それをみんなのまえでプレゼンするということが多く、中学受験を経たから有利ということはないような授業が多いように感じる。(そういうプレゼンとか自分の意見を発表するというような授業がおおいのが、SFCのいいところだと感じている。)
ということで、まあいろいろな生徒がいるのはそうなのだが、初等部生と受験で入ってきた中等部生との差というのはそれなりにあり、徐々に融合していくのだが、なんとなくいつも気になってしまうことは否めない。まあそれは大学になっても内部生と外部生の差っていうのはあるので、同じようなものかもしれないが。。というとりとめのない話だが、中学で留年というのは結構つらいな、という話でした。
いつもブログを拝見しています。
以前にもコメントさせていただきました。
この記事には関係していないのですが、SFCの通学距離に関する質問です。我が家は通学に2時間近くかかる都内に在住しております。実際遠くから通われているお子様も多くいると聞いたことはありますかわ、実際通われている感じで他のお子様の通学距離や時間で2時間近く、それ以上の方はいらっしゃいますか? お時間ある時にご回答いただけたら嬉しく思います。
たんたんさん、
コメントありがとうございます。
通学に関しては、実家から通えることというのが条件になっていますが、都内から通学しているかたもいらっしゃるので2時間くらいの方も、そこそこいるのではないかと思います。我が家では、家から湘南台の駅までは1時間くらいで着くのですが、湘南台のバス待ちで30分くらいかかったりして、トータルは1時間半から2時間くらいかかっているようです。
中学1年生は、1年生専用バスっていうのがあって、優先的にのれるのですが、その他の学年は結構バスの待ち時間が長く、バスを待つ列がバス停から、湘南台の地下の電車の駅のほうまでつらなっていることもあるようです。
あとは、都内に住んでたけどもSFCに受かったから学校の近くに引っ越した、という話もちょくちょく聞きます。(近くといっても、戸塚とか辻堂とかのあたりとか)
ご参考になれば幸いです。
いつもご丁寧な回答をありがとうございます。
専用バスというのは確かに聞いたことがあります。
中1/中2 が朝の専用バスに乗れる、と以前に何かのサイトで見た記憶があるのですが、専用バスは中1のみなんですね?? 遠方から通学する生徒さんもいるくらい魅力ある学校ですよね!通わせたくなる気持ちはわかります。